東北ITコンセプト 福島GameJam in 南相馬2012に行ってきた。
今回は、8人のチームで全員がプログラマという構成だった。その中で、結果として、前半にベースのフレームとなるプログラムを作り、後半は主にはプログラム相談に応じたような形となった。
そこで、技術的な教訓を書いておこうと思う。
今回は、enchant.js(JavaScript+HTML5なゲームフレームワーク)でゲームを開発して、次のものが必要だと思った。
1.クラスベースの言語のプログラマ向けのJavaScriptの説明資料
『Ajaxイン・アクション』の「付録B オブジェクト指向プログラマのためのJavaScript講座」でもいいかもしれない。しかし、そのために厚くて情報が古くなっている本を買うのはちょっと厳しいような。
あと、JavaScriptのデバッグ方法書いたものも欲しいかも。たとえば、たにぐちまことさんの『よくわかるJavaScriptの教科書』のFireBugの使い方の説明は詳しくていいかも。
2.enchant.jsで多人数でコーディングするときの設計とコーディング指針
3.はじめての人向きのGitなどの分散バージョン管理システムの説明資料
前回の福島GameJamでは、2人でenchant.jsでコーディングし、完全に独立に書けるように分担した(更に、わたしは途中で具合が悪くなってあんまり役に立たなかったという話も)。
今回は、8人でenchant.jsでコーディングしたところ、分担するためのベース(含む検証)のコーディングに1日目を使ってしまい、だいたい2日目から分担してコーディングに入った。
それでも、あんまりうまく設計できなかった部分があり、コード間の結合性が高くなってしまった。そして、分担時の説明がJavaScriptをやったことがない人にはあまりうまくできなかったような気がする。
また、8人でコーディングしたところ、コミットとマージで時間ロスがあった。
なお、前回のときは、シーンの結合があんまりうまくいかなくて、結局、jQueryでオープンニングつけたりした。その後、『ゼロからはじめるenchant.js入門』が出て、これを読んだところ、今回は問題なくできるようになった。
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